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玄関ポーチ
2022年06月13日
皆さまこんにちわ
本日は玄関ポーチについてお話したいと思います。
玄関ポーチとは、主に玄関前の庇の下に広がる空間を指します。
家に入るときに、最初に、必ず目に入る場所ですから機能としてはもちろん、
見た目にもこだわりたい要素かと思います。
玄関ポーチの役割として大きいものは次の3点です。
・雨風や日差しを遮る
玄関ポーチがあることにより、日差しからくる極端な暑さや、湿度から逃れることができます。
また、建具などの紫外線による劣化を防ぎます。
・人やモノの出入りをスムーズにする
訪問者や宅配業者の対応がしやすいです。
また、外出時に雨や雪が降っても余裕をもって傘をさしたり、帰宅時に雨粒を落としたりできます。
・外観の印象をよくする
外壁に合わせたデザインで統一感を出したり、反対にアクセントになるようなデザインにしたりすることで
おうちの見た目をグレードアップさせることができます。
これらの役割をうまく機能させるためには、
ポーチの広さや床、ドアの建材、照明器具などに気を配る必要があります。
①ポーチの広さ
約1帖分の広さ(幅180㎝×奥行90㎝)で作られていることが多く、
傘を広げたり、訪問者の対応をする広さとしてはこのぐらいあれば十分かと思います。
ただし、将来を考えて手すりを付けたり、ポーチにベビーカーなどのものを置きたい時には
奥行120㎝以上あるとゆとりができて、使いやすくなります。
②床、タイル
見た目を決める要素の一つですが、見た目だけで決めてしまうと後悔するかも・・・。
雨や雪で足元が濡れていると滑りやすくなりますが、
ポーチの床までつるつるだったら、転んでけがをしかねません。
凹凸があったり、ざらつきの加工がしてあるものなどを慎重に選びましょう。
また、汚れが落ちやすいコーティングがしてあるものもあります。
③ドア
ドアの種類としては、引戸、外開き戸、内開き戸があります。
玄関で靴を脱ぐという日本の習慣があるので、内開き戸はあまり使われず、外開き戸が一般的です。
玄関ポーチの広さを最大限に生かしたいなら、引戸も検討してみてください。
ドアの開閉時にできる無駄なスペースを省くことができます。
④照明器具
主な照明器具としては、軒下に設置するダウンライトやシーリングライト、
玄関横に設置するブラケットライト、足元に設置するフットライトがあります。
全て設置する必要はなく、周辺の状況によって、1種類か2種類選びましょう。
デザインで遊ぶのもいいですし、
人感センサーが付いているものを選べば、夜間の帰宅時も安心です。
また、防犯上心配のある方は防犯カメラを設置するという手もあります。
玄関ポーチはデザイン性はもちろんですが、
実用性やメンテナンスのしやすさなどにも考慮して設置すると失敗しずらくなるかと思います。
子育て世代やこれから介護が必要になる方などは特に、様々な可能性を考えておくと安心です。