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窓
2022年05月13日
皆さま、こんにちわ
なんだか梅雨のようなじめっとしたお天気ですね…
今年も昨年に続いて例年より早めに梅雨入りするそうですよ。
さて本日は、窓(サッシ)についてお話したいと思います。
窓は開き方によっていくつかの種類に分かれていて、
種類によってメリット、デメリットがあります。
一般住宅を建てる際、主に使われるものを紹介していきます。
・引き違い窓
「窓」と聞いて、一番最初に思いつく形かと思います。
2枚以上の窓を左右どちらかにひき、片方に収めるのが一般的です。
換気、採光がしやすく、規格サイズも豊富なので、多く使われています。
開口部が大きく、外部から見えやすいので、セキュリティやプライバシー保護の面からすると少し不安があるかもしれません。
・開き窓
左側が片開窓、右側が両開き窓です。
窓枠の片方を軸として開閉します。
引き違い窓と同じく、サイズのバリエーションが豊富です。
全開にしてしまうと、家の中が見えてしまうのでつける位置には配慮が必要かもしれません。
・上げ下げ窓
上窓と下窓どちらかのみ動くタイプとどちらも動くタイプがあります。
開閉方向が平面的で限られたスペースに設置できる一方、上下するのに力が必要になります。
・横滑り出し窓
窓の下側を押して、外側に滑らせて開ける窓です。
開けた窓が庇のようになり、雨が吹き込むことなく通風させることができます。
開く角度がそこまで大きくないので、外側の掃除はしづらい造りになっています。
・縦滑り出し窓
上下にある溝に沿って押し、外側に滑らせて開ける窓です。
開き窓と似ていますが、窓が全開になることはなく、
ガラスをすりガラス(型ガラス)にすると、より視線が気になりずらいでしょう。
・ルーバー窓(ジャロジー窓)
細長いガラスをブラインドのように並べ、角度を変えることで開閉する窓です。
角度によって、風の量を調節でき、トイレ、浴室などによく設置されています。
重ねたガラスにどうしても隙間がうまれるため、気密性や断熱性はあまりありません。
また、ガラスが取り外しやすく防犯上不利なので、最近の新築物件には使われにくくなっています。
・FIX窓(はめごろし窓)
窓枠にガラスが固定されていて、開閉のできない窓です。
通風はもちろんできないので、主に採光の用途で用いられます。
また、長方形だけでなく正方形や丸い形状もあり、デザイン性が高い窓です。
使われることの多い窓をご紹介しました
採光や通風などの機能はもちろん大事なんですが、窓の形、配置は外観に大事な要素になるんですよね…。
配置する高さや窓の大きさが10㎝変わるだけで、結構バランスが違って見えたりします
デザインやお部屋の用途によって、使い分けてみてください