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照明器具
2022年01月24日
皆さまこんにちわ
本日はおうちの照明についてお話したいと思います。
照明って使用場所や色などによって様々な種類があるのご存じでしたか?
既につけたい照明を決めていらっしゃる方、「お任せします!」と言い切ってくださる方、
いろんなお客様がいらっしゃいますが、お客様とおうちづくりをしていく中で、
「こうがいいんじゃないか、こんなのどうだろう」と一緒に悩むもののひとつでもあります。
そこで、一般的なおうちで使われる、照明器具をご紹介していきます
まずは、照明器具の種類から…
①ポーチライト・・・エクステリアの一つで、玄関ドア周辺を照らす明かりです。
人感センサー付のものや、デザイン性が高いのもあります。
雨に濡れても平気な防雨型を採用します。
②ダウンライト・・・天井などに埋め込んで、下面を照らすライトです。
調色調光できるものやスピーカー内蔵のものまであります。
埋込型なので見た目はすっきりしています。
③スポットライト・・・集光性が高く、部分的に明るくしたい場合に適しています。
見た目がシンプルなものが多いので、
すっきりしたものが好きな方におすすめです。
④シーリングライト・・・天井に取り付けるタイプの照明です。
シンプルなものから和風、装飾のついたものなど、選択肢の多い照明器具です。
調色調光できるものやスピーカー内蔵のものもあります。
⑤ブラケット・・・壁面に取り付ける照明です。
どちらかというとメインの照明より、間接的、補助的なものとして使用することが多いです。
様々なデザインがあり、インテリアのポイントになります。
⑥ペンダント・・・チェーンやコードなどで天井から吊り下げる照明です。
ダイニングに使用されるのが一般的です。
小型のものから大型のものまであり、様々なデザインを選べます。
⑦シャンデリア・・・これも天井から吊り下げるタイプの照明ですが、
灯具が複数ついていて、華やかさを演出できます。
玄関ホールやリビングの吹抜けなど広い空間に向いています。
⑧フットライト・・・メインの照明ではありませんが、あると便利な足元灯です。
その他にも、エクステリアとして門柱灯やガーデンライトなど、
インテリアにはフロアライトやテーブルライトなどがあります。
次に、照明の色について説明します。
皆さま普段お洋服などを買ったときに
お店の中で見た色とお店の外で見た色が違う…なんて経験ありませんか?
お店によっては、オレンジ色の光を発する照明を使用しているところもあり、
自然光の下で見る色とは違う場合があります。
その色の違いのことを色温度といいまして、K(ケルビン)という単位で表現します。
色温度は、太陽光や自然光、照明などの人工的な光源が発する光の色を表すための尺度と定義されています。
(光の明るさとは関係がないのでご注意ください)
この色温度の数値が低いと暖色系、数値が高くなると寒色系の光になります。
家庭用の普及している照明器具には、3種類の色があります。
・電球色(暖色系:2700K 色温度低め)
メリット目が疲れにくい、落ち着く、料理がおいしく見える
デメリット眠くなりやすい、少し暗く感じる、色が変わって見える(オレンジ色がつく)
適している部屋LDK、寝室、トイレ、浴室など
・昼白色(寒色系:5000K 色温度高め)
メリット明るく感じる、細かいものが見やすい
デメリット冷たく感じる
適している部屋キッチン、勉強部屋、事務所など
・温白色(数年前から加わった中間色:3500K)
メリット自然の色に近い
デメリットまだ器具の数が少ない
適している部屋メイクしたり服を選ぶ部屋、洗面脱衣室など
以上、照明の種類と色についてご説明しました。
最後にお客様と一緒に照明器具を選ぶ際、お伝えしているアドバイスを紹介します。
もしよかったら参考にしてみてください
・費用を抑えたいならダウンライトがおすすめ
→比較的安価で、様々なタイプがあるので場所を選びません。
(ランプを交換できるものもあるので経済的です)
・シンプルなお部屋を目指すなら、ダウンライト、スポットライトがおすすめ
→どちらも見た目がすっきりして見えるので、シンプルなお部屋にぴったりです。
・インテリアのポイントにするなら、ペンダント、ブラケットがおすすめ
→シンプルなものはもちろん、和テイスト、シック、北欧風なものまであるので
個性を出しやすい照明です。カタログを見ているだけで楽しいですよー
・くつろぐ空間には電球色
→好みによるんですが、昼白色の照明は思っているより白く感じることが多いです。
「真っ白なお部屋に住みたい!」というお客様や、手元が暗くなりがちなキッチンなど以外は
落ち着く色目の電球色、自然光に近い色の温白色をおすすめしています。
・多用途の部屋には調色タイプがおすすめ
→ご家族が集まるリビングやお子様のお部屋などは調色できる照明が使いやすいと思います。
対応している器具が少ないのが難点です…。
おうちのインテリアのテイストがそろっていれば、統一性もあり素敵ですが、
どのインテリアにも合うようシンプルなものを選んでおくのも、悩まずにすむ方法のひとつかもしれませんね